あのホリエモンも絶賛する投資先♪(コムサについて)
以前、ホリエモンも絶賛していたことで、『COMSA』という言葉を一度は耳にした人も多いのではないだろうか?
そこで今回は、「そもそもCOMSAとは何か?」、「COMSAトークンとはまた何が違うのか?」などといった基本的なことから、COMSAトークン(CMS)の特長・将来性から購入方法まで徹底解説していこう。
COMSA(コムサ)の概要
COMSAとは、仮想通貨取引所Zaifを運営しているテックビューロ社が手掛けるプロジェクトの名称であるとともに、プロジェクトの開発資金調達のために発行されたトークンの名称である。
トークンとは、仮想通貨の一種で、既存の(オリジナルに開発されたものはない)ブロックチェーン技術を用いた仮想通貨を指す。
COMSAは、「Computer」の「Com」と日本語の「鎖(さ)」とを組み合わせた造語である。
通貨名 | COMSA(コムサ) |
通貨単位 | CMS:ETH、CMS:NEM |
公開日 | 2017年11月 |
ホワイトペーパー | http://i.nf/comsawpja |
プロジェクトとしてのCOMSA
2017年8月にCOMSAプロジェクトの内容が公開された。
主力のサービスは、一般企業がブロックチェーン技術を導入し、ICOを実施するためのコンサルテーションを提供する「ICOソリューション」である。
ICOとは?COMSAの役割とは
ICO(イニシャル・コイン・オファリング)とは、企業がブロックチェーン技術を活用し、仮想通貨やトークンを発行して、投資家から資金調達をする仕組みである。
ICOに関する詳しい説明は下記を参照いただきたい。
⇒「ICOとは?~今さら聞けない仮想通貨の基礎知識編~」
一般企業がICOを実施するには、ブロックチェーン技術の導入などの技術面でハードルが高く、参入が難しかった。
そこでCOMSAでは一般企業がICOを実施するための技術面のサポートやコンサルテーションを提供した。
これにより、2018年度の終わりまでに、20以上のICO案件で合計1億ドル以上の調達を実施することを目標としている。
トークンとしてのCOMSA/CMS
COMSAプロジェクトで提供するサービスの開発資金を調達するため、COMSAプロジェクト自体のICOが行われている。
そのICOの際に発行されたのが、COMSAトークン(シンボル:CMS)である。
トークンセール(トークンの売り出し)は2017年11月に終了しており、日本円換算で109億円を調達した。
総発行量全体の45%はテックビューロ社が保持し、将来の開発、将来の配布、事業拡大などに使われる。
なお、CMSにはNEMのブロックチェーン技術を応用したCMS:NEM(愛称 ネムサ)と、イーサリアムのブロックチェーン技術を応用したCMS:ETH(愛称 イムサ)の2種類がある。
これは、COMSAで提供するブロックチェーン技術に、NEMとイーサリアムの技術が採用されているためだ。
2017年12月には、CMS:NEM、CMS:ETHともにZaif(ザイフ)に上場している。
COMSAの特長
ICOで売り出されたトークンを保有すると、発行した会社が提供するサービスの特典を受けることができるのが特長だ。
今後COMSAでICOを行う企業のトークンセールに参加する人にとっては、メリットがあると言えるだろう。
COMSAの最新ニュース
COMSAにまつわる最新ニュースは以下。
金融庁によるICO案件の注意喚起が発表される
ICOを行う企業の中には、中にはプレセールだけ行い上場(一般公開)しないような詐欺まがいの案件も散見される。
そのため、世界各国では、ICOを規制する動きが広まっている。
中国、韓国ではICOは全面禁止された。
そのほかの多くの国々でも、禁止はされないものの、既存の金融法に従うべきなどの声明が出ている。
日本では、2017年10月に金融庁から「ICO(Initial Coin Offering)について〜利用者及び事業者に対する注意喚起〜」 が発表された。
有価証券に該当するトークンについては金融商品取引法が適用されることなど、ICOの実施に関する利用者と事業者への注意喚起等を行っている。
この注意を踏まえて、2018年2月、テックビューロ社では「COMSAプラットフォームの事業化に向けた態勢整備の強化について」と題したプレスリリースを発表した。
以下引用である。
” ICOを取り巻く一連の動きを踏まえ、このたび当社は、仮想通貨関連ビジネスの中核の一つとして「COMSA」の名称で準備しているICOプラットフォームを、仮想通貨交換業の下でのビジネスの一つとして位置づけ、必要な態勢整備を強化して参ります。”
金融庁の指導に基づいた仕組みづくりをするという内容であった。
国や金融庁との調整や、法的にクリアする事柄がたくさんあることがうかがわれる。
ICO案件の遅れ
ホワイトペーパー上では、2017年11月までに、株式会社プレミアムホールディングス他、数社のICO案件を発表予定としていた。
しかし、2018年2月現在、ICO案件は発表されていない。
COMSAの公式サイトでは、数社がICO実施の検討中であることを発表している。
2018年1月31日に発表、以下引用である。
”当初はICOの実施時期について、Looopとは2017年12月から2018年2月まで、そしてCMJとは2017年12月もしくは2018年1月から計画および実施という予定でしたが、3社間の協議により、この実施時期を再検討するという方針に変更いたしましたのでお知らせいたします。”
2017年12月27日発表、以下引用である。
” テックビューロ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:朝山 貴生、以下「テックビューロ」)は、株式会社プレミアムウォーターホールディングス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:萩尾 陽平、以下「プレミアムウォーターホールディングス」)グループとの間で、テックビューロが提供するICOソリューション「COMSA」を用いてのトークン発行を実施する検討を行っています。”
2017年11月6日には、タイムバンクがCOMSAを利用しICOを実施すると発表があった。
以下引用である。
” 株式会社メタップス(本社:東京都新宿区、代表取締役:佐藤 航陽、以下「メタップス」)は、時間取引所「タイムバンク」に関して、テックビューロ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:朝山 貴生、以下「テックビューロ」)が提供するICOソリューション「COMSA」を用いたICOの実施を合意いたしました。実施スケジュールは早ければ年内を予定しています。”
タイムバンクに関して、早くて2017年中にICOを実施すると発表されたものの、2018年2月現在、正式な実施の案内は出ていない。
ICO実施時期が延びている4社について、今後の動向が注目される。
CMSの今後の将来性
CMSの価値が上がるかどうかは、COMSAプロジェクトが成功するかどうかにかかっているといえるだろう。
COMSA以外にも、ICOの資金調達を手助けするサービスを提供するとして、SBIが新会社『SBI Capital Base』を設立するなどしている事から、ここに遅れを取らないためにも早目の動きが期待される。
また、日本において、ICOの市場は拡大していくことが予想されるため、COMSAが提供する事業は拡大する可能性はかなり高い。
ただ、2018年2月現在、COMSAでは今後のICO実施の計画は発表されているものの、実際に実施した企業はまだなく、現時点では将来性はまだ計りづらい。
しかし、これら予定していたICOが正式に実施され成功するとなれば、CMSの価値は大幅に上がることが予想されるだろう。
そういった意味でも、価格が落ち着いている現在(2018年4月)のうちに保有しておくこともカギとなってくるかもしれない。
CMSの購入方法
CMSを購入したい方は、下記の公式サイトから登録してみよう!
その他のザイフの魅力として下記のようなものがある。
- 積立投資ができる
- 手数料がマイナス
- セキュリティが強い
自動積立の設定ができること。一度積立の設定をすれば、自動でリスクを抑えた投資ができる。
私も実際に『毎月1万円前後』の積立を1年ほどやっていますが、完全放置で100万円くらいに膨らんでいます。
自動積立のメリットはほったらかしにできることなので、初心者にピッタリだと思います。
COMSA(コムサ)の総評
COMSAで予定していた数社のICO案件の予定時期は過ぎているが、これらが実施されることでさらに注目を集める事は間違いない。
今後は、SBI Capital Baseとの競争も激しくなっていくことが予想され、如何にすばやくICOの実施や、サービス展開が行われていくかが注目となる。
オフィシャルの発表をいち早く把握すべく、注視しておきたいところだ。